バラ星雲

撮影データ

撮影日:1998年11月15日

撮影時刻:00時32分、1時18分、2時04分の各45分の3コマ電子コンポジット

撮影地:日光、戦場ヶ原

撮影機材

赤道機:ビクセン、アトラクス

鏡筒:高橋、ε160

カメラ:オリンパスOM−1

フィルム:フジカラーG400ACE

アトム対光害フィルター使用

ひとこと

赤一色の散光星雲に対光害フィルターを使用すると抜群にコントラストが上がります。

対光害フィルターなしでε160の45分露出すればフィルムネガはほぼ真っ黒状態に

カブッてしまいますが対光フィルターを使用するとまるで乗鞍で撮ったようにまったく

カブリがありません。おまけにこの作品では3枚ネガをパソコンでコンポジット合成して

粒状感を感じさせない仕上がりになりました。 なお、簡単にコンポジット合成と書いて

いますが、実際は各コマにはフィルムの不規則な伸び縮みがあってパソコン上で画像

分割して合わしこむ、結構手間の掛かる作業です。その点、CCD画像のコンポジットは

楽です。CCDチップが不規則な伸び縮みなんてありませんからね。